城東支部

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[2022/1/23]葛飾区立中央図書館オンラインビジネスセミナー「ハラスメントをしない、させない! 快適な職場づくり」開催報告

1月23日(日)、葛飾区立中央図書館オンラインビジネスセミナー「ハラスメントをしない、させない! 快適な職場づくり」が開催されました。講師は、社会保険労務士の資格も持つ湯山空樹(ゆやまうつぎ)会員です。


コロナ禍の状況を踏まえ、昨年から葛飾区立中央図書館と診断士事務局が連携し、Zoomを使ったオンラインでのビジネスセミナーを実施してきました。本セミナーは今年最初の開催となります。


■セミナー全体を通して

2020年に改正労働施策総合推進法(いわゆるパワハラ防止法)が施行され、年々、「ハラスメント」の言葉を耳にすることが増えてきました。その理由は、該当する行為が増えているため……ではありません。元々、行為自体は存在していましたが、時代や価値観の変化によってハラスメントとして認識され、今まで以上に問題視されるようになってきたためといえます。このことから「今まで問題なかった」とハラスメントを見過ごしてしまうリスクがあります。一方で、ハラスメントといわれることを恐れるあまり、部下の指導など業務に支障をきたすことを懸念されている方もいるのではないでしょうか。

本セミナーでは、ハラスメントについて知り、適切な対応をできるようになるための知識や情報が紹介されました。また、一方的な解説だけでなく、セルフチェックを通じて受講者が考える機会も度々設けられていました。湯山会員による双方型の講義は、自分自身や身の周りを振り返り、ハラスメントのない職場作りに向けて踏み出す一助となったのではないでしょうか。


■ハラスメントに対する認識

冒頭から、ハラスメントに対する認識を確認するセルフチェックが行われました。当然ながら「私はハラスメントをしています」と思っている方はまずいないはずです。しかしながら「訴えられない自信がありますか?」、「適切な対応ができますか?」と改めて問われると、はっとなった受講者も多かったのではないでしょうか。

セルフチェックの後、本日の目標として「ハラスメントのない快適な職場づくりに向けて動き出す。このような状態になってほしい」と話す湯山会員の言葉には、ハラスメントのない社会にしたいという熱意や思いやりがにじみ出ており、引き込まれるようでした。



■ハラスメントについて知る

セミナーの前半では、ハラスメントについての解説がありました。

ハラスメントは、被害にあった人がつらい思いをするのは言うまでもなく、加害者も不利益を受け、ハラスメントが行われていたという評判が広まると経営にも影響が出てしまう……そのように解説する湯山会員からはあらゆる立場の方への配慮が伝わってきます。「加害者がつらい思いをするのは、自己責任では」と思ってしまいそうですが、ハラスメントは種類が多く、価値観の違いによって生じることも少なくないため、自覚がない場合もあるそうです。ご自身の職場での体験も交えたお話には説得力があります。



■ハラスメントを防ぐには

「あなたのしている行為を子供が他人から受けたらどう感じますか?」の問いかけは響くものがありました。相手を自分の家族や友人など、大切な人に置き換えて行動するというのは効果的だと感じます。また、ハラスメントと言われない指導・注意のポイントは、人材育成の観点からも有意義な内容でした。近年、ハラスメントの言葉が注目を集めがちですが、根本的には人間同士の問題であるため、防ぐために必要なことは良好な人間関係の築き方に帰結するのではないでしょうか。



「ハラスメントのない快適な社会を作りたい」そのような湯山会員の願いが一日も早く実現してほしいと思う講義でした。

本セミナーの内容は城東支部YouTubeチャンネルで配信中ですので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

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