社会貢献事業推進部
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社会貢献事業推進部のご紹介
城東支部では2021年から、支部のプロジェクトとして「社会課題の解決に向けた調査研究と実践的取り組み」を行ってきました。2024年4月からは「社会貢献事業推進部」に組織変更し、3つのテーマ別に活動を続けていきます。
- 【気候変動経営】
「2050年カーボンニュートラル」は、日本が世界に約束した必達目標です。大企業では脱炭素化の動きが急速に進展し、サプライチェーンの取引先にも対応を求め始めています。国全体のCO2排出量を実質ゼロにするためには、中小企業の脱炭素化への取り組みがカギであると言っても過言ではありません。
気候変動経営チームでは、カーボンニュートラルに向けた政府の動向を把握し、先進的な大企業の事例や地元企業の取り組み状況を調査してきました。墨田区と共催で事業者向けセミナーを実施するほか、2023年度には環境省のモデル事業に参画して、地元企業4社の脱炭素化経営支援を行いました。
今後さらに、城東地区の行政や事業者との結びつきを強めて活動していく計画です。 - 【サーキュラー・エコノミー】
サーキュラー・エコノミーとは、モノやサービスの設計段階から、廃棄物を生み出さないプランを考え、「一度採取した資源から作ったものを、使い・作り続ける」という循環で回していくシステムのことをいいます。資源やエネルギーを大量に消費・廃棄するこれまでのリニア・エコノミーは限界にきており、「持続可能な社会の実現」に向けて、サーキュラー・エコノミーへの転換が求められています。
2023年度は、墨田区との連携で、SDGsセミナーの第4回目を担当したほか、支部会員向けの「ペットボトルリサイクル工場」見学会の企画・実施、江戸川区の担当課と食品ロス削減に関する意見交換を行いました。
2024年度の活動計画は、「サーキュラー・エコノミー」推進に関する最新の動向を調査していくとともに、自治体や中小企業のサーキュラー・エコノミー推進の活動・実行支援といった実践活動を検討していきます。 - 【レジリエンス経営】
経営におけるレジリエンスとは「危機対応しつつ、それをきっかけとして組織がより創造的に、あるいは強固になり、最終的には成長につながる力」のことです。2023年度は「危機を乗り越える強くしなやかな“人と経営”とは」をテーマに、予測不能の危機に組織が対応する方法について、墨田区でセミナーを開催しました。2024年度は「ビジネスと人権」「働きがい」「心理的安全性」を研究し、中小企業向けに情報発信をしていきます。
2021年度 社会課題調査活動報告書
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