城東支部

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[2023/11/11]社会貢献事業【気候変動経営チーム】定例会開催報告

1111日(土)20時より、2023年度城東支部社会貢献事業の「気候変動経営」チーム第8回定例会議を、Zoomによるオンライン形式で開催しました。

主な議題は2つ、現在当チームで進めている環境省の「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」(以下、環境省VC脱炭素モデル事業)に関する進捗状況の共有と、墨田区の省エネセミナー開催に向けた準備となります。

今回の環境省VC脱炭素モデル事業は、2050年カーボンニュートラルのためには中小企業を含めたバリューチェーン全体の温暖化ガス排出量削減が不可欠だとして、環境省が診断士のような支援機関と連携して、脱炭素化の取り組みを支援するものです。気候変動経営チームが中小企業の取り組み状況に応じて支援し、さらに、今後も診断士が持続的・自発的に支援していけるような体制構築を目標としています。中小企業診断士の活躍を環境省からも期待されています。

本年9月にスタートした本事業は、実際に脱炭素化を支援する企業として城東支部エリアの中小企業4社に参加してもらい、1社あたり3~4名からなるチームが担当して進めています。取り組みの手順は、①現状を知るヒアリング、②脱炭素推進に向けた勉強会、③CO2排出量の算定研修と算定、④脱炭素経営に向けた計画の検討、になります。定例会議時点では、②の勉強会が完了、③の算定研修の実施に向け準備中です。2024年2月下旬予定の環境省への最終報告に向け、各社の「脱炭素経営への取り組み」を支援しています。

墨田区の省エネセミナーは、本年2月に「気候変動経営のススメ」として連携して実施したのに続く2回目の計画で、次回は、2024127日(土)13:30から開催予定です。

会議では、セミナーの内容、発表者、対象とする聴講者について議論し、「可能な限り直近の事例について、より具体的に述べる方法が良い」「発表は、その取り組みに実際に参加したメンバーが行うことで、より具体的な話となり望ましい」など、活発な意見が交わされました。

その他、すみだ未来都市共創フォーラム(20231211日開催)、環境省の気候関連財務情報開示について(TCFDシナリオ分析等)の勉強会に参加した情報など、参加メンバーから有益な情報が共有されました。

 

(竹下健二郎 会員)

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