城東支部

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[2023/12/08]社会貢献事業【レジリエンス経営チーム】定例会開催報告

2023年128日(金)20時から、城東支部社会貢献事業「レジリエンス経営チーム」第6回定例会を、オンラインで開催しました。「レジリエンス」とは回復力や弾力を表す言葉ですが、当チームでは経営におけるレジリエンスを「危機対応しつつ、それをきっかけとして、組織がより創造的に、あるいは強固になり、最終的には成長につなげる力」を意味するものと定義し、活動を行っています。

今回の定例会は、新たに城東支部会員になった2名の見学者を迎えての開催でした。

来年度の活動計画について、サプライチェーンにおける人権尊重の重要性、働き方改革や働きがいの必要性、職場における心理的安全性の重要性など、いくつかのテーマを検討しました。

サプライチェーンにおける人権尊重については、企業は取引の規模にかかわらず人権問題に取り組む必要性があるとされました。中小企業が従業員を育成し、人権に関する情報を発信するための簡単なガイドラインの作成や、企業向けのセミナー・勉強会の開催も提案されました。ネガティブな評判や収益の損失など人権を尊重しないことで失われるもの、企業価値や売上の増加など人権を尊重することで得られる長期的な利益にも触れられました。

また、パンデミックの中での「働き方改革」と「働きがい」が議論され、新型コロナウイルスが働き方改革や働きがいに与えた影響についての話がありました。また、職場における心理的安全性の重要性について、健康的な職場環境を促進する重要な要素として挙げられました。

そのほかメンバーからは、社内での感謝の思いを伝える重要性や、特に新型コロナウイルス禍における在宅勤務ツールの考え方にも触れられました。最後には、気候変動、中小企業が直面する社会課題、ホームレス、持続可能性、人的資本開示のビジネス版を研究することなどが議論されました。

今回の定例会ではさまざまなトピックについて議論が展開されました。次回の開催までに各自で今後についての考え方をまとめておくよう宿題が出され、ミーティングは閉会となりました。




(芹生一史 会員)

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