交流の場
[2022/11/23] シン・キャリ!シーズン2~秩序のないVUCA時代にドロップキック~(新人のための診断士キャリアセミナー・相談会)開催報告
2022年11月23日(水・祝)、城東支部会員部主催の「新入会員のための診断士キャリアセミナー・相談会」が中央区堀留町区民館で開催されました。今回から、思い切って「シン・キャリ!」と名付けて、2回目の開催となります。シーズン2とつけてみたり、秩序のないVUCA時代にドロップキックとつけてみたり、タイトルからしてやりたい放題ではありますが、イベントの趣旨としては、診(シン)断士のキャリアについて、新(シン)しい方にむけて、深(シン)く、真(シン)剣に考えてもらえるよう、真(シン)に迫るリアルな生々しい内容をお届けしようという意欲的なプログラムです。
当日はオータム・フォーラムなど秋の新歓期に入会いただいた方を中心に16名の方々が参加されました。講師 兼 メンター役には、松井淳 支部長に加え、前々々支部長である宮崎博孝 東京協会顧問、平山弘之 EAF委員会委員長のお三方に登壇いただきました。今回も新人会員に向けた診断士キャリアセミナーと相談会の2本立てで行われました。
第1部では、キャリアセミナーとして平山委員長、松井支部長、宮崎顧問の順でセミナーが行われました。ご自身の体験談を軸に仕事の獲得方法を副業と独立の両面からお話しいただきました。その中でも、診断士として大事な心構えや姿勢について説かれ、受講者の真剣な表情で聞き入っていました。最後の宮崎顧問は受講生一人一人に問いかけながら、問答方式で進められたのが非常に印象的でした。特に「自己啓発のために診断士を取得したなら、もう目標は達成されている。君たちはこれから次の目標を立てなければならない。」、「あなたの商品価値はなんなのか、スキル・経験を棚卸しなければならない」という言葉には、ショックを受けた方も多かったのではないでしょうか。
第2部では、3名の講師がメンターとなって少数グループの相談会を3回転で行いました。3名による濃密なセミナー直後で、頭の中がうまく消化されないまま、戸惑う受講生も多かったのではないかと思います。安易にこれを真似すればよいといったノウハウ提供ではない分、相談も深く考えながら行われて、非常に良い機会となったのではないでしょうか。
参加者アンケートでは、これからどう活動していこうか考える中でいい機会となったと好意的なご意見を多くいただくことができました。また定期的に対面のイベントを開催してほしいと期待の声も寄せていただきました。会員部では今後も定期的に開催して参ります。次回のシン・キャリ!シーズン3は春の新歓期に開催しますので、ぜひご期待ください。
(原田英彦 会員部部長)