交流の場
[2024/09/16]J-Step(行動する診断士の会) 2024夏大会【世界の潮流!テキサスホールデム世界大会入賞凱旋記念ご講演&エキシビションマッチ】開催報告
2024年9月16日(月・祝)、J-Step(行動する診断士の会)は、2024年度夏大会を船堀コミュニティ会館にて開催しました。今回のテーマは、「世界の潮流!テキサスホールデム世界大会入賞凱旋記念ご講演&エキシビションマッチ」で13名の参加者が集まり、ポーカーの戦略思考やビジネスコミュニケーションとしての活用について学びました。
講師には、城東支部の居戸和由貴(おりとかずゆき)会員を迎えました。居戸会員は、ポーカーがビジネスコミュニケーションのひとつの手段となり得ると考え、普及に取り組んでいます。また2024年6月のラスベガスで行われたWSOP(World Series of Poker)世界大会で入賞しています。これらの取り組みや実績を皆さんに共有する場として今回の大会を企画しました。
冬大会からの盛り上がり
2024年2月の冬大会では、「世界の潮流!テキサスホールデムに学ぶポーカーの魅力と新たなビジネスコミュニケーションツールの可能性‼」というテーマで開催しました。その際、参加者からは「ポーカーハウスで優勝経験もある、居戸会員のプレイスタイルを拝見することができなかったことが悔やまれる」「また日にちを決めて再戦しよう」という声が多くあり、それに応える形で今回の夏大会が実現しました。
(冬大会の模様)居戸会員は、冬大会後に日本大会(JOPT)のトーナメントで優勝、さらにラスベガスで開催されたWSOP世界大会に参加。約2週間にわたる大会のトーナメントのひとつで見事に入賞を果たしました。今回の講演とエキシビションマッチは、この経験をシェアする機会として設けられました。
(居戸会員がWSOPで入賞)
講演内容の概要(ポーカーはマインドスポーツ)
講演では、100種類以上あるポーカーのバリエーションの一つで、最も主流なテキサスホールデムの基本ルールやその魅力について丁寧に解説されました。ポーカーは、単なるゲームではなく、戦略的な思考やリスク管理、交渉力が求められる高度な「マインドスポーツ」であり、これらのスキルはビジネスにおける意思決定やコミュニケーションの場で非常に役立つという点が強調されました。
ポーカーは運の要素がある「不完全情報ゲーム」です。相手の手札や意図、心理を読み取りながら戦略を組み立てるという点が、ビジネスにおける交渉や意思決定に直結することが示されました。日本の経営者がゴルフやトライアスロンを趣味とする一方で、欧米ではビル・ゲイツやウォーレン・バフェットといった著名な経営者がポーカーを好んでプレイしていることにも触れられ、ポーカーの世界的な人気とビジネスとの関係性を認識する機会になりました。
(講演の模様)
エキシビションマッチの開催
講演後には、テキサスホールデムのエキシビションマッチが行われ、最初にリングゲームが開催されました。居戸会員もプレーヤーとして参加し、解説を交えながらプレイが展開されました。ほぼ初めてプレイするという初心者が半数以上を占めていましたが、居戸会員のサポートのもと、参加者全員がゲームのルールを学びながら楽しむことができました。ゲームは次第に白熱し、ポーカーの奥深さや心理戦の魅力を全員が感じていたと思います。
(リングゲーム風景)
リングゲームで基本的なルールを理解した後、トーナメント形式のゲームに進みました。ここでは、参加者同士の熱い駆け引きが繰り広げられ、リスクを取るタイミングや心理的な駆け引きが成功する場面も多く見られました。優勝者の豊田裕史会員には表彰状と、WSOPの会場でしか入手できない限定バッジが賞品として贈呈され、会場は大いに盛り上がりました。
(トーナメント風景)
(優勝は豊田裕史会員)
次回大会と会員募集について
J-Stepでは今後も「一人ではできない(なかなかやらない)ことを、みんなでやって楽しもう」を合言葉に、興味深いテーマを皆さんの力も借りながら実現していきます。
次回大会は11月に開催予定です。また、J-Stepは新たな会員を随時募集中です。年4回の大会を通じてビジネススキルを学びながら楽しく交流する場を提供していきます。興味のある方は、ぜひご参加いただきJ-Stepの活動を一緒に盛り上げていきましょう!
(J-Step(行動する診断士の会) 木内清人(今回の会長) 記)