[2024/06/22] J-Step2024春大会【西洋美術館と世界遺産】開催報告

6月22日(土)、 J-Step（行動する診断士の会）は2024年度の春大会として、城東支部所属で世界遺産検定マイスター認定者である広江淳良さんを講師に、“世界遺産“について学びました。

皆さんは、東京都に世界遺産があるって、知っていました？上野の国立西洋美術館は、「ル・コルビュジエの建築作品：近代建築運動への顕著な貢献」を構成する資産の一つとして、2016年に世界遺産に認定されています。その国立西洋美術館に午後1時に集合した我々は、どんなところが価値として認められたのか、広江講師の説明を聞きながら、実際に見学することでその魅力を体感するとともに、「モデュロール」「無限成長美術館」といったル・コルビュジエが提唱した概念を理解しようと努めました。


 

第二部では上野の貸会議室に移動し、引き続き広江講師による世界遺産についての講義が行われました。

冒頭で講師より、現時点の世界遺産は1199件で、うち日本には25件あるが、日本の世界遺産を一つずつ順に言ってみてという問いかけがあったのですが、これがなかなか当たらず、我々が今まで如何に世界遺産について知ったかぶりだったかが露呈してしまいました。そして講師より、世界遺産として登録される基準とは何で、その基準で登録された世界遺産の代表が何、その基準での日本の世界遺産がこれと、美しいスライドを使った明快で判りやすい解説がなされ、更に世界遺産が抱える諸問題、世界遺産を理解することの意義等のお話を頂きました。

久しぶりに知的好奇心を刺激され、いつもながらではありますが、目からうろこが落ちっぱなしでした。

 

第三部の懇親会もいつもながらではありますが、大いに盛り上がった次第です。広江先生、有難うございました。

(小川剛　会員)

J-Step(行動する診断士の会)は、春夏秋冬の年４回開催。次回夏大会は８月の予定です。次回も診断士としての私たちの好奇心をくすぐる興味深いテーマを用意しますので是非ご参加下さい、といつもなら閉めるところですが、①役員（特に会長）の引き受け手がいない。②参加メンバーが固定化している(新メンバーが入らない)等の事由から、会の存続が危ぶまれております。運営スタッフとしてやってもいいぞと言う方、是非ご連絡ください。J-STEPの活動に対してのご意見もお待ちしております。

(J-Step会長　幸田悦男）