城東支部

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[2021/8/21] J-Step 夏大会『人生100年時代を安心して楽しく暮らすために〜お金と診断士の働き方〜』開催報告

8月21日()午後1時より、J-Step (行動する診断士の会) 夏大会『人生100年時代を安心して楽しく暮らすために〜お金と診断士の働き方〜』がWebで開かれました。

今回のテーマは、春大会での「イベント創発ハッカソン」により、私たち自らが面白いと選んだ6つの企画の第一弾で、当初お出かけ企画である荒川のゴミ拾い団体とのコラボイベントを進めていたものの、緊急事態宣言が延長される中、屋外企画とはいえまだ時期ではなかったことから、急遽バックアップ企画として打ち出したものだったにも関わらず、より関心の高いテーマであったことに加え、J-Stepメンバーでも特にクセの強い3人に講師をお願いしたことが奏功し、結果的に28人もの好奇心旺盛な診断士の皆さんにご参加頂きました。

第一部では、銀行出身で税理士でもある大谷講師から、老後に必要な金額は一時2000万円と言われたが、いくらお金が必要になるかは人それぞれであり、これを試算することが重要との概説の後、独自のキャッシュフロー表を使って自分の100歳までのライフプランを作るワークショップを行いました。そして何歳でいくら不足するかを実感したところで、ソリューションは二つしかない①自分が働き続けるか、②お金に働いてもらうか、だと結論付けました。興味深かったのは、大谷講師の保険についての独自の見解で、生命保険は収入補填の金額以上は不要、医療保険は元が取れない等、大谷節がさく裂しまくっておりました。



 続いて第二部では、先ず、現役証券マンの近藤講師から、運用商品の解説にはかなりのブランクがあるとの前置きをしながらも、「お金に働いてもらう」ためには、①長期・②分散・③積立投資が有効であり、パッシブ運用とりわけETFREITが推奨されるという、大変流暢で説得力のある解説を頂きました。近藤講師を古くから知るメンバーからは、講義の内容は、非常に目からウロコが落ちるものであるが、近藤氏とはこんな真面目でプロ意識の高い方だったのかとの驚嘆の声があがっておりました。

 

最後に、城東スキルアップの担当でもある木内講師から「自分が働く」ことを考えていく上で興味深い、リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の考え方について紹介があり、目に見える有形資産だけではなく「人脈」「スキル」「健康」等の無形資産に対し、(1)先達の世代の様に若い頃に投資した無形資産で生き抜くか、(2)新たな無形資産への投資は控えるものの、実務経験と能力を活かし教育やコンサルで次のステージを生きるか、(3)現代の若い世代の様に強い意志をもって意識的に新たな無形資産へ再投資して変化と変身を遂げるか、という人生の選択肢を解説頂き、変革への課題として、人生設計と時間の使い方についての見直しの重要さ、「レクリエーション(娯楽)からリ・クリエーション(再創造)への振向け」について、自らの半生をグラフ化して、熱く語って頂きました。

話せばいくらでも話し続けられる講師の皆さんであり、いろんな切り口のあるテーマでしたが、それぞれの専門家による独自の視点での掘り下げは、通り一篇の講演会とは一味も何味も違う、実に内容の濃い、深みのある2時間となりました。

J-Step(行動する診断士の会)は、春夏秋冬の年4回開催。次の秋大会は、11月13日()を予定しております。今回見送ったゴミ問題を体験するイベントにするか、春大会で予定とした「今日からできる認知症対策(仮名)」とするか、あるいは別のテーマを発掘するか、次回も診断士としての私たちの好奇心をくすぐる興味深いテーマを用意しますので是非ご参加下さい。
(末林和之会員)

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