城東支部

交流の場

[2025/02/15]J-Step(行動する診断士の会)冬大会『逸品菓子食べ比べ!~美味しい手土産戦略』開催報告

お取引先に手土産を持参するときに「つまらないものですが」と言って袋ごとお渡ししていませんか、言葉通りに受け取る取引先はいらっしゃらないとは思いますが、せっかく「手土産」をお渡しするというきっかけを無駄にしてしまうのは、勿体ないことです。袋から出して「これはどこどこのお店の〇〇です」と嫌味にならない程度のコメントを添えてお話すれば、話題のきっかけとなり、好感度もあがるというもの。あと、今まで入っていた袋は持ち帰り、別にもう一つの新しい袋を付けてお出しするのがマナーのようです。



2月15日(土) J-Step冬大会では「逸品菓子食べ比べ!~美味しい手土産戦略」と題し、城東支部会員で三井農林株式会社営業戦略推進部担当部長、日本紅茶協会認定ティーアドバイザー、チョコレートプロフェッショナルの資格を持つ、沼辺昭彦氏を講師にお招きし、診断士としての視点から「手土産菓子」にまつわる話をしていただき、その後、ワークショップとして8種類のお菓子の食べ比べを行いました。



講演では、先ず「ビジネスに差をつける手土産」として、手土産や菓子に係る用語や、ビジネス手土産のメリット、スマートな渡し方等をご紹介頂き、続いて「手土産菓子の選び方」として、 相手や目的。渡す状況に応じた適切な菓子の選び方や検討するためのコツをご紹介頂きました。会社への商談訪問で、社員さんに配られる可能性が高い場合は、小分けされているものが好まれること、会食でのお持ち帰りや経営者のご自宅訪問であれば、ご家族を想定した多少かさばるものでも大丈夫、お詫び訪問で「切腹」というタイトルのお菓子はないだろうなどなど、目からウロコの連続でした。



そして講師が過去に手掛けた顕彰事業「接待の手土産」の仕組みに従い、「高級感」「デザイン性」「実用性」「特別感」「味」「価格」の6項目について、先ず状況に応じた各項目のウエイト付けの上、お待ちかね、講師がご調達頂いた8つのお菓子の試食と評価を、グループに分かれて実施しました。

さすがは手土産菓子のプロフェッショナルである講師のセレクションであり、加えて各お菓子にまつわるストーリーや、時間限定の販売等手に入れにくさ等の解説を頂き、どれもみな甲乙つけ難い素晴らしい手土産なのですが、そこはそれ、何かと口数が多い診断士のメンバーの皆様ですので、「高級感は絶大、だが食べにくいのが難点」「特別感はあるが、賞味期限が短すぎる」「味はすばらしい、包装のデザインが残念」等々勝手なことをワイワイガヤガヤ言いまくり。一応評点上の一番を各グループ発表したものの、さてどのグループが何を一番にしたか覚えていないくらいすべてのお菓子が満足のいくもので、明日何か手土産として持参するとした場合に使える銘柄とそれぞれの話題を知ることができました。



J-Step行動する診断士の会は、年4回。次回春大会は、5月の予定で、その企画会議(Web)を4月初旬に行い予定です。この企画会議は、過去「幹事会」と呼称していた会ですが、前回から「一回でも参加したことがある人が参加メンバー」で次に何をやるか、面白そうな企画のアイデアを出す会議という位置づけで開催します。好奇心旺盛な方、一人でできない訳ではないが、一人ではなかなかやらないわなっていうアイデアがおありの方、是非ご連絡願います。



今回の会長 上田正史、事務局 末林和之)






pagetop

Translate »