城東支部

学びの場

[2022/6/11] 2022年度 第1回城東スキルアップコース開催報告

6月11日(土)、2022年度城東スキルアップコースの第一回目が人形町区民館にて開催されました。
2021年度はオンラインでの開催となりましたが、本年度は会場開催となり、30名の受講生が参加しました。

第1回目のプログラムは次のとおりです。
1.松井支部長挨拶
2.城東スキルアップコース開講の挨拶
3.2021年度受講生による城東スキルアップコースの受講体験報告
4.2022年度受講生と事務局メンバーの自己紹介
5.中小企業診断士の役割と診断の原理原則
6.中小企業診断士の心構えとは
7.本コースの運営について
8.課題図書の取り組み方
9.城東スキルアップコース報告記事の執筆について
10.中小企業施策の概要
11.グループワーク「プロコン」とは

1.松井支部長挨拶

城東支部松井支部長より、城東スキルアップコース開講ご挨拶を頂きました。都合が合わず実際のご登壇はいただけなかったものの、ビデオレターにて「インプット・アウトプットともにバランスがとれた城東スキルアップコースを診断士活動に活かしていってほしい」との貴重なお話を頂きました。



2.城東スキルアップコース開講の挨拶(講師:木内事務局長)

木内事務局長より、城東スキルアップコース開講のご挨拶を頂きました。
その中で城東スキルアップコースを最大限に活用するために、3つのことが重要であるとのお話を頂きました。
①「城東スキルアップコース」という機会を積極的に活かすこと。
②様々な専門性をもつ「聞ける人」「頼める人」を増やしていくこと。
③自分の強みとなる得意分野を見極めること。



3.2021年度受講生による城東スキルアップコースの受講体験報告(講師:久保昌樹会員)
2021年度に城東スキルアップコースを受講した久保昌樹会員より、本コースの体験談をお話頂きました。
久保会員は城東スキルアップコースで得られたこととして、
①様々な知識を習得できること
②「読む、書く、話す、聞く」の総合的なスキルアップができること
③受講生・講師とのネットワークが構築できること
➃今後専門とするべき分野の見極めができること
⑤豊富な実践の場が得られること
⑥プロコンとしての意識・心構えが醸成できること
を挙げられました。
また、実務従事への参加など積極的にイベントに手を挙げることが効果的であるとのお話も頂きました。
体験談を聞き、一人前のプロコンとして胸を張れるようになっていかねばならない、と引き締まる思いになりました。



4.2022年度受講生と事務局メンバーの自己紹介

受講生と事務局メンバーの自己紹介を行いました。企業内診断士や独立診断士など様々な経歴・年齢の方が集まり、城東スキルアップコースを受講した理由などを発表しました。



5.中小企業診断士の役割と診断の原理原則(講師:鈴木康文会員)

鈴木康文会員より、まず、本コースの目的は、「使える中小企業診断士=経営診断士」を増やすことであり、依頼者の期待以上の成果を上げる能力を身に付けることであると説明がありました。また、企業経営診断の原理原則と、次月以降の各講義との関連性をお話し頂き、本コースの全体像を理解することが出来ました。次月以降の各講義を受ける際には、背景にある原理原則を考えながら理解を深めていきたいと思います。更に、中小企業におけるSDG’s視点の重要性を顧客からの支持獲得や長期的な利益確保という観点から説明頂きました。



6.中小企業診断士の心構えとは(講師:入山能力開発推進部長)

入山能力開発推進部長より、多くの中小企業診断士の卵が抱える「活躍する中小企業診断士になるには?」という課題を乗り越える心構えについて、時にシビアな現実を交えながらお話し頂きました。より価値の高いアウトプットを生もうする姿勢が重要であり、本コースを自分のレベルを高めるための「場数=ネタ」と捉えて欲しいと説明がありました。様々な場に参加し、それをやり切ることで、高い評価と経験値を獲得し、更に認知度を高めることができるとお話しがあり、受講生の本気度が一気に高まりました。



7.本コースの運営について(講師:木内事務局長)

木内事務局長より、年間スケジュール・カリキュラム・実務機会・Facebookを活用したコミュニケーション等について説明頂きました。



 8.課題図書の取り組み方(講師:鈴木康文会員)
鈴木康文会員より、課題図書学習の目的と講義の進め方について説明頂きました。
体力のかかる課題ですが、長編を読んで全体像を理解する力、全体像を簡潔に分かりやすくまとめる力、プレゼン力、コメント力を向上させるために、全力で取り組んでいきたいと思います。




9.城東スキルアップコース報告記事の執筆について(講師:宮田昌尚会員)

宮田昌尚会員より、受講生が持ち回りで本講座の報告記事を執筆する企画について、ご紹介頂きました。また、執筆にあたり、想定する読み手、本記事を書く目的、基本的な留意事項、良い記事を書くポイントについて示して頂きました。
これにより、我々受講生は、執筆、校正の経験を積み、先輩中小企業診断士のスキルに近づいて行きたいと思います。



10.中小企業施策の概要(講師:森永逸二郎会員

森永逸二郎会員より、本コースで学んだ経験やスキルを、どのように仕事に結びつけたか?という貴重なご経験を伺いました。また、中小企業診断士として必須知識である中小企業施策について、生々しい情報を交えて、その概要をご講義頂きました。



11.グループワーク「プロコン」とは(講師:須々田智昭会員

「プロコンとは?」をテーマに、「ワールド・カフェ」と呼ばれる対話手法を用いたグループワークを行いました。これは、最初に少人数に分かれたテーブルで議論を行い、次にメンバーをシャッフルして先の議論の成果を披露することにより、参加した全員の意見や知識を集めることができるという対話手法です。
慣れない手法に最初は戸惑ったものの、短時間で多くの意見を集約し、発表する手法を習得する事ができ、我々が目指すべき「プロコン」の姿が見えてきました。
更にこの議論と発表を契機に、受講生同士の交流が始まりました。



12.感想

東京都中小企業診断士協会は、東京都からの要請、協力依頼に準じて新型コロナウイルス感染症拡大防止対策への協会方針を定めています。今回は同方針に基づき、会場での講義が行われました。
Zoomなどを用いたオンラインミーティングは世の中に定着してきましたが、事業者様に寄り添いながら問題を解決していく我々中小企業診断士は、face to faceの良さを実感しています。
特に今回の講義では、「プロコンとは?」を議論するグループワークとその発表が白熱した深いものになりました。これはオンラインミーティングでは得られない貴重な経験だと思います。
私たち受講生は、会場で受講できる幸せと、多くの方のご尽力に感謝しつつ、この機会を生かし、「使える中小企業診断士」を目指していきたいと思います。

13.次回(第2回)の予定

日時:202272日(土)9:1516:45
会場:中央区佃区民館(東京都中央区佃二丁目)
講義内容:
①図書発表「ロジカル・シンキング」/講師:鈴木康文会員
②BMCを活用した中小企業支援/講師:平山弘之会員
③知的資産経営/講師:細野祐一会員

(小川真和会員、佐藤宗一会員、山津康義会員)

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