城東支部

実務の場

[2025/01/19]葛飾区立中央図書館ビジネス連携セミナー
「ビジネスパーソン必携!!DXリテラシーが向上するデータ活用」開催報告

2025年1月19日(日)、葛飾区立中央図書館ビジネス連携セミナー「ビジネスパーソン必携!!DXリテラシーが向上するデータ活用」が開催されました。講師は、独立コンサルタントとしてDX戦略立案などを専門としている土屋崇行会員です。土屋会員はこれまで約30年間、IT/DXの戦略立案や業務効率化、ネット集客等の支援に関わり、企業のデータの可視化や、データ分析による支援を行っています。
2024年度は立石図書館でリアルセミナーが2回、中央図書館でオンラインとリアルのハイブリッドセミナーが4回予定されております。今回はその第一弾です。
  
◾️セミナー概要
本セミナーは、データの活用やグラフの解読について理解を深めることで、DXリテラシーの向上を図ることを目的としています。「DXとは」「データとは」「グラフの特徴」「本日のまとめ」の4章で構成され、「DX」や「データ」の基本知識の解説から、データ活用で重要なグラフ解読のコツまで、DXを始める第一歩となるセミナーになっています。当日はリアル14名、オンライン予約27名と、幅広い年齢層の方に数多く参加いただきました。



(1)DXとは
第一章は導入として、DXの意味やメリットの解説です。DXとは「デジタル技術を使って仕事のやり方やビジネスの進め方を良くすること」と定義し、導入のステップやIT化との違いなどを、わかりやすい言葉で解説して、初心者にも理解しやすい導入となりました。



(2)データとは
第二章では、データの意味や活用方法の説明がありました。データとは「身の回りで起こっている出来事や状況を数値・文字・画像などで記録したもの」を指します。データを活用するには、ただ見るだけではなくデータを「行動のヒント」に変えることが重要であり、次章ではそのために必要な「正しくグラフを読解する力」の解説となりました。

(3)グラフの特徴
第三章では、グラフの特徴と誤解グラフについてです。前半は、様々なグラフの特徴と作成時の注意点の説明がありました。後半は、読み手に誤ったイメージを与える「誤解グラフ」についての注意点を例示した上で、受講者に実際に確認テストを解いてもらいました。一問ずつ丁寧な解説があり、正しいグラフの読み取りを学べる時間となりました。




(4)おわりに
最後に、本日のまとめと、セミナーに関する図書のご紹介、質疑応答を行いました。質疑応答では、確認テストについての疑問や、AIツールについてのご質問など、時間一杯の質問があり、質問内容からもDXへの関心が高い受講者が多いと感じました。本セミナーが、受講者のDXリテラシー向上の一助となったのではないかと考えます。

本セミナーの内容は城東支部YouTubeチャンネルで配信中ですので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。

https://www.youtube.com/channel/UC02aQ5x96w0Qm5ZE-PRp1Lg/videos

(久木 茉優子 会員)

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