城東支部案内
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支部長挨拶
greeting
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支部長 松井淳
2022年より城東支部長を務めている松井です。ここ数年、社会環境が激変する中で、中小企業診断士への期待が一層大きくなっております。下記「城東支部宣言」を掲げているように、社会からの大きな期待に応えられるよう、東京都中小企業診断士協会の一員として、城東支部の会員とともに、中小事業者および行政機関・各支援団体の支援に一層力を入れてゆきたいと思います。
城東支部では以前より会員のカジュアルな交流を重視してきており、今の時流に合った、多頻度かつリアル+デジタルのハイブリッドの交流の場を積極的に増やし、会員のスキルアップやネットワーク構築の機会提供に力を入れ、その活躍の場を拡大して参ります。
また、社会貢献活動にも、継続して取り組んで参ります。城東地域は大河川が縦横に流れる地域であり、気候変動などの影響を意識せざるを得ないエリアです。診断士が当事者意識をもって、環境保全や社会貢献について考え、同様な問題意識も持つ地域の中小企業と連携した活動を実施して参ります。
引き続き、ご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
城東支部宣言
城東に夢と笑顔を創ります。
私たち、500人を超える国家資格を持つ専門家集団は、その持てる英知を結集し、地域企業の「ビジョンの実現」「経営課題の解決」に向けて、全力を尽くします。
経営者の方々の「ビジョンの実現」「経営課題の解決」に向けて、城東支部の会員の皆様が全力を尽くして支援を行うことにより、社長に笑顔になってもらいたいという思いが込められています。
城東支部の更なる発展に向けて皆様とともに、全力を尽くす所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
組織図
organization chart
役員名簿
officer list
支部長
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松井淳
副支部長
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栗山治
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森下真一
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阿達道雄
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細野祐一
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高田直美
内部監査委員
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斉藤昭彦
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小貫直之
相談役
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大谷聡
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小山太一
顧問
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宮崎博孝
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池田安弘
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大石正明
監査委員
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齊藤昭彦
-
小貫直之
城東地区
East of Tokyo
城東地区はかつての江戸城、現在の皇居から東側の地区を指します。東は千葉県、北は埼玉県と接しているこのエリアは、荒川、江戸川、隅田川と複数の一級河川が流れ、近代都市を有しながらも、自然の景観が残る一帯となっています。
ここでは東京都中小企業診断士協会城東支部のエリア、足立区、江戸川区、葛飾区、江東区、墨田区の特徴や歴史についてご紹介します。
研究会
study
城東支部で認定されている研究会をお知らせします。
会員の皆さま、ぜひ、研究会への参加をお願いいたします。
城東支部 認定研究会 (2024/10/20現在)
- 品質マネジメント研究会
- 女性力・女子力経営研究会
- ビジネスリスク研究会
- IT経営研究会
- 事業性評価研究会
- 経営理論実践研究会
- 実践財務分析研究会
- 「ビジネスと人権」経営研究会
また、あらたな研究会の申請もお待ちしております。
城東支部について
about
一般社団法人東京都中小企業診断士協会城東支部について
-東京都城東地域を中心に活動する中小企業診断士の団体です-
中小企業診断士とは?
中小企業支援法第11条の規定に基づき、経済産業大臣の登録を受け、中小企業の経営診断の業務に従事する国家資格者です。
→詳しくは、中小企業庁ウェブサイト(「中小企業診断士」関連情報)
一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会(日診連)
昭和29年(1954年)に、中小企業診断士を会員とする全国組織団体(当時の民法上の公益法人)である「社団法人中小企業診断協会」として発足しました。
平成20年(2008年)12月に施行された公益法人改革に対応して
平成24年(2012年)4月からは、各都道府県の中小企業診断士協会を会員とする連合会組織となり(中小企業診断士は各都道府県協会の会員となる)、
平成25年(2013年)4月からは、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律の規定に基づく一般社団法人に移行しました。
また、中小企業支援法の規定に基づく経済産業大臣の指定・登録を受け、中小企業診断士試験、実務補習、理論政策更新研修の実施機関となっています。
令和6年(2024年)10月に商号を一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会に変更しました。
→詳しくは、一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会ウェブサイト(日本中小企業診断士協会について)
一般社団法人東京都中小企業診断士協会(東京協会)
平成24年(2012年)4月、公益法人改革に対応した中小企業診断協会の連合会組織化に対応し、社団法人中小企業診断協会東京支部(昭和34年(1959年)発足)を母体として発足しました。
東京都における中小企業診断士の組織団体として、
- 中小企業の経営の診断及び経営に関する助言、調査研究及び関係機関への提言
- 地方官庁、その他関係団体及び諸機関との連絡、協力並びに提携
- 協会会員のための診断支援業務の受託及び斡旋
等の事業を行うほか、日本中小企業診断士協会連合会の委託を受け、中小企業診断士試験、実務補習及び理論政策更新研修に関する業務を行っています。
→詳しくは、一般社団法人東京都中小企業診断士協会ウェブサイト(東京協会のご紹介)
城東支部
東京協会は、東京都内を6地域に分け、中央、城東、城西、城南、城北、三多摩の支部を設けています。
東京協会の会員は、いずれかの支部に所属することとなっています。
城東支部は、足立区、江戸川区、葛飾区、江東区及び墨田区を担当地域とする支部です。
支部には、以下のような運営のための組織を置いています。
- 部長・委員長会:支部長、副支部長及び各部長・委員長をもって構成し、支部の運営に関し必要な事項を処理しています(定例の会議は毎月1回(8月を除く))。
- 執行委員会:執行委員をもって構成し、支部の業務の執行に関すること、支部大会で報告すべき事項等について審議を行い、議決する会議体です(定例として年に3回開催)。
- 部長・委員長会:支部長、副支部長及び各部長・委員長をもって構成し、支部の運営に関し必要な事項を処理しています(定例の会議は毎月1回(8月を除く))。
- 部・委員会:城東支部においては、東京協会の各部に対応して、総務、経理、広報、能力開発推進、研究会、会員、国際、地域支援、事業開発、実務従事支援、及び渉外の11部を設置しており、各部には部長、副部長、部員を置いて活動しています。
部室活動の紹介
introduce
部長挨拶
総務部長 阿達 道雄
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
総務部では、支部活動が円滑に行えるようサポートする活動を行っています。どの部門にも当てはまらない業務を担当することもあるので、日ごろから支部全体の動きに注意を払っています。地味ですが、縁の下の力持ちとして支部活動を支える重要な役目を担っています。
主な活動は、会議体の運営と節目となる行事の開催です。
1)会議体の運営
執行委員会(年3回開催)、部長・委員長会(8月を除き毎月開催)を主宰し、議事録の作成・保管などを行っています。いずれも支部の運営にとって重要な会議です。
2)行事の開催
毎年の節目となる支部行事として、支部大会(6月開催)、新年会(1月開催)の企画、開催、運営を行っています。
3)その他
その他、支部表彰関係事務、規程等の立案・改廃などを行っています。
このほか、奇数月に総務部会を開催し、情報共有、懸案事項検討、諸準備などを行っています。コロナ禍になってからはオンラインでの開催となっていますが、城東支部のモットーでもある”和気あいあい”そのままの雰囲気で、楽しく活動しています。
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
支部会員も増加しているので、円滑な支部運営に貢献できるよう、支部内でも情報共有や情報発信の機会を増やすとともに、安心・安全・ポジティブな雰囲気で会員の皆さまが活動できるようきめ細かな対応を心掛けていきたいと考えています。
経理部長 中村 徹太郎
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
毎月、各部等の情報に基づき、適正な経理処理の実施に努めています。また、予算の策定も重要な仕事の1つになります。少数精鋭ですので、メンバー間で助け合いながら、皆様を支えていきたいと思います。
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
例年の話ではありますが、決算や予算策定は時間との勝負です。特に、年度末は業務が集中する傾向にあり、皆様のご協力をお願いします。また、我々は東京協会の経理業務の一部を担っています。したがって協会本部として取り組む新制度への対応にも応えていきたいと思います。
広報部長 井部 聡
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
広報部は、T-SMECAニュースデジタルの編集やTokyoCOMPASSの企画・編集・取材・執筆、城東支部ホームページおよび城東メルマガでの情報発信等、各種広報活動を通して、会員の皆様の情報交流のプラットフォームとなることを目指しています。
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
スマートフォンデバイスが情報収集ツールとして浸透していることから、それらを通じたWEBサイトや動画などを積極的に活用して情報発信することで、会員の間の情報交換の活性化のみならず、情報提供をするような仕組みづくりに取り組みたいと考えています。皆様の日々の活動を広く情報発信するお手伝いをいたしますので、お気軽にご連絡ください。
城東支部の500名以上の会員の多様な活動を、行政機関や地域の支援機関、中小企業の方々に知っていただくことで、中小企業診断士をもっと身近な経営の支援者として知っていただけるような活動を目指します。広報部の活動に興味がある方のご参加もお待ちしております。
能力開発推進部長 入山 央
—普段の活動についてご紹介ください。
能力開発推進部では、城東支部会員の皆さんの診断士としての価値を高める活動 ~皆さんが貢献・成長できる場を提供すること、皆さんの優れた能力を発掘すること~ に取り組んでいます。 具体的な活動は主に、研修やセミナーの開催、実務に参加する場の提供になります。 部ではこれらの活動を通じて、会員の皆さんが診断のプロとして実務をこなしたり、企業内でビジネスパースンとして活躍したりできることを目指しています。
部のベースとなる活動が、毎年6月に開講する「城東スキルアップコース」です。 これは独立したばかり・近い将来独立を考えている診断士を対象にした、プロのコンサルタント(プロコン)を育成する月1回の研修コースです。 「使える診断士」になるために、同僚や先輩などと共に、みっちり基礎能力を磨くことができます。 ぜひ、一人でも多くの方に参加頂きたいと思います。
部ではこの他にも、診断士としての成長を実感頂ける、様々な活動に取り組んでいます。
-公立図書館におけるビジネス支援への参加
多くの公立図書館では地域経済社会を活性化するため、従来事業を営んでいる中小企業者だけでなく、より幅広い層を対象に、豊富な蔵書やデータベース、司書の高い能力などを活かしたビジネス支援に取り組んでいます。 城東支部では現在、葛飾区立図書館におけるビジネス相談会、ビジネスセミナーに参加しています。 土日に実施されるため、企業内の方も参加しやすい活動です。
-副指導員、指導員の育成
診断士の第2次試験合格者を対象とした実務補習では、指導員が受講者を指導して中小企業の総合診断を行います。 副指導員は、指導員を補佐すると同時に、自ら実務補習の場を活かして、企業診断スキルや人材育成スキルを高めることができます。 指導員は診断士制度に欠かせない大切な役割です。 新任の指導員は原則、副指導員を経験した後に選ばれるため、部では現在、副指導員の育成に力を入れています。
-城東支部スキルアップセミナーの開催
部で開催するセミナーは、参加者はもちろん、講師も診断士として価値を高めていくことを目指しています。 実務的なテーマと講師を選定して、参加者のスキルアップと共に、講師自身の見識や能力を部内にアピールしたり、講師としての経験・実績を積んだりする場として活用しています。 特に最近は、コロナ禍で重要性が増すデジタル技術の使いこなしなど、タイムリーなトピックについて学びの場を提供しています。
このような城東支部 能力開発推進部の活動で、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
研究会部長 残間 昇一
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
研究会部は城東支部認定研究会の新規設立や活動の支援をしております。研究会は2022年4月現在、8つの研究会があります。研究会部員は部長も含め4名で内3名が東京協会研究会部員も兼務しております。東京協会の認定研究会の管理・支援をするほか、スプリングフォーラム、オータムフォーラムでのブース出展による研究会紹介や、活動成果発表プレゼンコンペ大会、中小企業経営診断シンポジウムでの研究会成果発表会の運営も行っております。
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
研究会を増やすことに力を入れています。イベント等で研究会の新規設立を呼びかけています。城東支部では1年目、2年目の診断士の方が中心となって立ち上げた研究会が多数あります。皆さまも同じ志をもつ気の合う仲間と新しい研究会を立ち上げ、自ら学びの場を作っていただきたいと思います。研究会立ち上げに際しては研究会部でバックアップさせていただきます。
会員部長 原田 英彦
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
会員部は未入会員の方に対しての協会・支部への入会促進、親睦・交流の機会提供を通じた既存会員の維持を目的に活動しています。新歓イベントから飲み会の企画実施まで、幅広く活動しています。部員は常時募集しています。
【部員の様子】
会員数は20名弱。年代は20~60代とまんべんなく在籍。女性比率が高いことが特徴です。専門性は人事労務やITの方が多い印象です。
雰囲気としては、飲み会が好きな方が多いのはもちろんですが、温和な方ばかりで、お酒が飲めない方にも馴染みやすく居心地がいい、まさに和気あいあいとした環境です。「まず、自分が楽しめるかどうか」を大事にしています。このため、イベント会場選定の際は、下見を有志で行うなど、準備段階から楽しくわいわい活動しています。
詳細は下記のページをご覧ください。
https://joto-smeca.com/exchange/
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
・会員数500人突破に向けた城東支部の魅力発信
・会員の支部活動参加への促進・フォローによる定着支援
・対面・オンラインの使い分けによる交流の在り方の見直し
国際部長 福地 信哉
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
月一回、定例会議を開催し企業支援に関する情報交換や、セミナー、講演会などのイベントや、支援活動の企画の検討を行っています。企業内の方や独立して事業活動を行っている方など多彩なメンバーがざっくばらんに意見やアイデアを出し合いながら活動しています。
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
国際情勢の激しい変化に伴い、海外進出や輸出をしている中小企業だけではなく、材料調達難や外国人旅行者の減少など、国内中心に活動している中小企業にも大きな影響が生じております。中小企業の事業活動に役立つよう、国際の観点から情報提供を行うことや、外国人材との交流を促進する活動、外国の現地とオンラインで結び直接現地の方と意見交換を行うなど、より実践的な活動を行っていきます。
地域支援部長 佐々木 靜
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
地域支援部では、地域との密な関係を大切にし、多岐にわたる活動を展開しています。例えば、自治体や企業支援のイベント共催、商店街の活性化支援、関連セミナーの開催などを通じて、地域の中小企業を支えています。また、城東5区地域の魅力を広く知っていただくための概要冊子の作成や、地域の方との交流のための農園活動を行っています。これにより、子どもからシニアまで多様な人々が集うまちづくりを支援しています。
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
「地域活性化」「中小企業診断士の知名度向上」「城東支部会員と地域の交流の場を創出」の3本柱を掲げ、中小企業診断士がより地域に必要とされる存在となれるよう、活動してまいります。
社会貢献事業推進部 芹生 一史
—普段の活動内容や委員の様子についてご紹介ください。
城東支部では2021年から、支部のプロジェクトとして「社会課題の解決に向けた調査研究と実践的取り組み」を行ってきました。2024年4月からは「社会貢献事業推進部」に組織変更し、3つのテーマ別に活動を続けていきます。
【気候変動経営】
「2050年カーボンニュートラル」は、日本が世界に約束した必達目標です。大企業では脱炭素化の動きが急速に進展し、サプライチェーンの取引先にも対応を求め始めています。国全体のCO2排出量を実質ゼロにするためには、中小企業の脱炭素化への取り組みがカギであると言っても過言ではありません。
気候変動経営チームでは、カーボンニュートラルに向けた政府の動向を把握し、先進的な大企業の事例や地元企業の取り組み状況を調査してきました。墨田区と共催で事業者向けセミナーを実施するほか、2023年度には環境省のモデル事業に参画して、地元企業4社の脱炭素化経営支援を行いました。
今後さらに、城東地区の行政や事業者との結びつきを強めて活動していく計画です。
【サーキュラー・エコノミー】
サーキュラー・エコノミーとは、モノやサービスの設計段階から、廃棄物を生み出さないプランを考え、「一度採取した資源から作ったものを、使い・作り続ける」という循環で回していくシステムのことをいいます。資源やエネルギーを大量に消費・廃棄するこれまでのリニア・エコノミーは限界にきており、「持続可能な社会の実現」に向けて、サーキュラー・エコノミーへの転換が求められています。
2023年度は、墨田区との連携で、SDGsセミナーの第4回目を担当したほか、支部会員向けの「ペットボトルリサイクル工場」見学会の企画・実施、江戸川区の担当課と食品ロス削減に関する意見交換を行いました。
2024年度の活動計画は、「サーキュラー・エコノミー」推進に関する最新の動向を調査していくとともに、自治体や中小企業のサーキュラー・エコノミー推進の活動・実行支援といった実践活動を検討していきます。
【レジリエンス経営】
経営におけるレジリエンスとは「危機対応しつつ、それをきっかけとして組織がより創造的に、あるいは強固になり、最終的には成長につながる力」のことです。2023年度は「危機を乗り越える強くしなやかな“人と経営”とは」をテーマに、予測不能の危機に組織が対応する方法について、墨田区でセミナーを開催しました。2024年度は「ビジネスと人権」「働きがい」「心理的安全性」を研究し、中小企業向けに情報発信をしていきます。
事業推進部長、副支部長 森下 真一
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
もともとは診断士の活動領域を広げ会員各位の業容の拡大のための「事業」を開発していく目的で設置された部署で、中小企業診断協会の東京支部から一般社団の東京都診断支会という組織改正を機に外部組織との連携を深める方向で活動していきましたが、基本の役割は変わりません。
具体的には、月一度各支部から役割を担ったメンバーが内・外部から提起されたアイデアにつき検討、試行を行っています。外部との連携が主たる要素なので、外部組織との打ち合わせなどが中心となるのですが、その役割分担なども月例会で話し合われます
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
先にもふれた通り「事業」の開発ですから前提として採算性が重要です。これまで、東京都やその外郭団体、業界団体や金融機関との連携を確立する事に視点が強かったため、事業によっては厳しいものも存在します。本年はこの採算性に重点をおいて開発を進める方針です。
—自らの活動によって、城東支部がどのようになることを期待していますか。
東京協会の機能の一部として動いているので直接的に支部独自という活動は難しいところも有りますが、支部からのアイデアや提携先の推薦については積極的に提案していきたいと思いますので、ご興味、ご関心のある方は声をおかけください。
実務従事支援部長 徳弘 英生
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
私たち実務従事支援部は、中小企業診断士の資質向上と実務従事機会の提供を任務としています。特に、中小企業診断士の実務の本丸は企業診断であることの啓蒙、および指導員の指導を伴う実務従事(企業診断)の普及として、以下を行っています。
1.東京協会で行う実務従事支援の企画運営
・春と秋の実務従事(企業診断)マッチング大会
・随時web募集の実務従事(企業診断)案件提供
・指導員および副指導員の新規登録および研修
2.城東支部独自の実務従事支援は企画中
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
コロナ対応として、チームで行う企業診断はリモートをフル活用せざるを得ませんでした。その実施例やノウハウは、会報誌や指導員マニュアル等にも残すようにしています。コロナ収束後も、移動や集合が不要なリモートは定着するでしょう。
実務従事マッチング大会(最初の診断チーム結成時)も、コロナ以前は100人以上が会場に集まって開催していましたが、今はリモート開催です。今後も完全リモートか、春大会だけリアル会場での催しとするか検討中です。
渉外部長 重谷 亮
—普段の活動内容や部員の様子についてご紹介ください。
城東支部会員を支援するため、下記の活動を中心に取り組んでいます。
1.東京都各部局を始め、関連支援団体、金融機関、士業等との関係づくり、連携強化、市場開拓等
2.東京都予算要望の取りまとめ、フォロー
3.東京カイシャハッケン伝!掲載の推薦とフォロー
4.その他、各種渉外活動(展示会等)
また、毎月、定例会を開催し、活動の進捗状況等の確認や意見交換などをしています。
渉外部が訪問する外部ステークホルダーは非常に多く、支部との関係作りに貢献することは、支部にとって意義のある活動だと思います。
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
支部内の連携を深めて、城東支部の様々な活動について外部ステークホルダーに認知していただき、関係を強化していきたいと思っています。
地域ビジネス開発室長 小川 真和
—普段の活動内容や室員の様子についてご紹介ください。
地域ビジネス開発室は、城東支部活性化のために、城東支部が独自のビジネスを開発することを目的としている組織です。
地域企業様や各種団体様との接点を構築し、城東支部独自のビジネスを開発することで、企業の皆様と城東支部に所属している中小企業診断士双方の発展・成長を目指し、活動を行っております。
中小企業診断士の多くは企業内診断士(普段は企業の従業員として勤務している中小企業診断士)であり、「中小企業診断士としてのスキル・ノウハウを十分に保有できていない」ことや、「実際の企業支援に携わる機会がない」といった悩みを抱えていることが従前からの課題でした。
我々地域ビジネス開発室では、それらの悩みを解決する手段として、「診断士の武器となるスキル・ノウハウの提供」と「企業のご支援の機会提供」を城東支部の診断士に提供を行うことが我々のミッションの一つです。
主な活動としては、月に一度の全体ミーティングのほか、「スキル・ノウハウの提供」と「企業のご支援の機会提供」を目的としたそれぞれのチームに分かれ、チームごとに活動を行っております。その他「ビジネス開発」に向けた各種取り組みを行っています。
—今年度、特に力を入れていること(力を入れたこと)について教えてください。
地域ビシネス開発室は、城東支部独自組織として2024年4月より過去あった組織の名称を改変し、新たにスタートした組織となります。
今年度においても「診断士の武器となるスキル・ノウハウの提供」と「企業のご支援の機会提供」を変わらない目的と置きつつも、新たな組織として様々な取り組みを新たに始めていく予定です。
城東支部の歴史
history
年次別 支会長・支部
昭和34年〜35年 | 名倉 勝成 |
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昭和36年〜50年 | 加藤 圭三 |
昭和51年〜58年 | 橋本 一雄 |
昭和59年〜63年 | 杉田 寿夫 |
平成元年〜9年 | 尾高 鳳 |
平成10年〜12年 | 岡崎 英明 |
平成13年〜14年 | 櫻井 貞幸 |
平成15年〜16年 | 津幡 良平 |
平成17年〜18年 | 桐山 孝志 |
平成19年〜21年 | 佐藤 吉弘 |
平成22年〜25年 | 宮崎 博孝 |
平成26年〜29年 | 大高 直美 |
平成30年〜令和3年 | 大石 正明 |
城東支会・城東支部の歴史
年次 | 支会活動(2012年より支部) |
---|---|
昭和34年(1959) | 3月 東京支部設立 9月 城東支会設立 9月 初代支会長 名倉勝成就任 |
昭和36年(1961) | 4月 第2代支会長 加藤圭三就任(50年まで) |
昭和50年(1975) | 葛飾区の中小企業緊急対策に関する調査を支援 |
昭和51年(1976) | 4月 支会組織に総務、診断、研修、企画・広報、渉外の5部制を採用 11月 加藤圭三 黄綬喪章受賞 「診断城東」発行 |
昭和53年(1978) | 2月 小規模企業経営者指導研究会開催 |
昭和54年(1979) | 4月 葛飾区下請け企業相談室開設に協力 |
昭和55年(1980) | 2月 東京商工会議所城東5支部の主任経営指導員と交流会(川甚) 11月 中小企業診断協会シンポジウムにて尾高鳳 中小企業庁長官賞受賞 |
昭和56年(1981) | 11月 東京商工会議所葛飾・江戸川両支部主催の「工場経営者・管理者セミナー」開催を支援 |
昭和58年(1983) | 5月 「診断城東5号」発行 |
昭和59年(1984) | 11月荒和雄の「夫の会社を大きくする法」の出版記念会 |
昭和60年(1985) | 3月 東京商工開所葛飾支部と「商店経営講座」を共催 3月 支会運営のため「10人委員会」発足 「尾高鳳、近江谷鎮八郎、江口大録、角田智生、佐藤卓、今野隆明、高橋新八、岡崎英明、児島良弘」委員 |
昭和64年/平成元年(1989) | 10月 中小企業診断協会創立35周年記念式典で加納一が中小企業庁長官賞を受賞 |
平成2年(1990) | 6月 墨田区企業実態調査に協力 11月 中小企業経営診断シンポジュームで佐藤卓が中小企業庁長官賞を受賞 |
平成4年(1992) | 10月 能力向上のための「ブラッシュアップ研修会」(江東区産業会館) |
平成5年(1993) | 2月 墨田区の「すみだ優良工場推進運動」を支援 10月 墨田区の依頼により、墨田区企業実態調査を実施 |
平成6年(1994) | 1月 支部集会所を八丁堀に開設 8月 富士見市の依頼により、市内の商店街診断を実施 11月 「城東」を復刊 12月 墨田区の依頼により墨田区企業実態調査 |
平成7年(1995) | 9月 復刊「城東」2号発行 |
平成11年(1999) | 4月 「城東」7号発行(今回より新聞タイプ) 7月 支会のHP(ホームページ)仮開設 11月 中小企業経営診断シンポジュームで山下義が中小企業診断協会賞受賞「ソフトウェア会社における派遣業務に関する改善」 |
平成12年(2000) | 3月 支会HPを正式に開設 10月 支部創立40周年記念式典(東京マリオットホテル錦糸町東武) |
平成13年(2001) | 11月 中小企業経営診断シンポジュームで山下義が中小企業診断協会賞受賞「インターネットを利用した企業連携」 |
平成14年(2002) | 7月 中小企業診断士の兵庫に喜多山英徳氏特選「チャレンジする中小企業、アシストする中小企業診断士」 10月 すみだ祭りに出店 11月 江戸川区ときめきフェアに出店 |
平成17年(2005) | 9月 第1回城東サロン(サロン月灯り) |
平成18年(2006) | 10月 ミニ講演会「城東ルネッサンス新東京タワー誘致をきっかけとした地域資源の再構築モデルへの提言」 11月 合同会社城東ビジネス総研(JBRI)発足 |
平成19年(2007) | 1月 第1回城東フォーラム・賀詞交歓会「城東エリアのポテンシャルを求めて」(江東区文化センター) 12月 相談役・参与懇親会(高田屋東銀座店) |
平成20年(2008) | 1月 第2回城東フォーラム・賀詞交歓会「城東エリアにおける地域資源の活用について」(江東文化センター) |
平成23年(2011) | 10月 「東京都墨田区企業経営力向上センター」、「東京都江東区企業経営力向上センター」、「東京都足立区企業経営力向上センター」の3区研究会立上げ 第1回例会開催 12月 東向島商店街ウインターフェスタ 支援 |
平成24年(2012) | 1月 城東フォーラム(すみだリバーサイドホール) クールジャパンを見つけよう 1月 葛飾区立図書館でのビジネス相談会を中央図書館に加え立石図書館でも開催 |
平成25年(2013) | 1月 新春講演会(「混迷が深まり危機は顕在化するか?~日本企業の生き残り戦略を考える~」 愛知淑徳大学ビジネス学部真田幸光教授) |
平成26年(2014) | 1月 新春講演会(「2015年新春大予想 世界・日本の情勢予想から中小企業の生きる道を探る」 愛知淑徳大学ビジネス学部真田幸光教授) 6月 城東支部大会(東京東信用金庫本部ビル、講演:「町工場の底力をみせた 江戸っ子1号開発物語」) |
平成27年(2015) | 1月 新春講演会(「新春大予想 世界・日本の情勢予想から中小企業の生きる道を探る」 愛知淑徳大学ビジネス学部真田幸光教授) 2月 診断士1年目の会2014開催 3月 城東支部5年目の会 8月 「中国現地法人の出口戦略と撤退実務セミナー」開催 8月 大島中の橋商店街(サンロード中の橋)夏祭り参加 10月 葛飾区産業フェア~中小企業のIT活用、もっと推し進められるはず~ 10月 大島中の橋商店街(サンロード中の橋)ハロウィンパーティー参加 11月 「ひがしんビジネスフェア2015」出展 |
平成28年(2016) | 1月 城東支部国際部主催 新春講演会告 1月 「地方創生☆政策アイデアコンテスト2015」診断士グループが優秀賞を受賞 2月 「診断士2年目・3年目の会」開催 3月 城東支部女性診断士の会」開催報告 3月 「使わないともったいない!自社の決算書の活かし方」図書館セミナー開催 5月 葛飾区立立石図書館創業塾(第1回)開催報告 6月 「ファクトリエ」山田敏夫氏講演会 7月 「夏の工場見学会」開催 7月 東向島駅前商店街/サマーフェスタの支援 8月 「ドローンビジネスの現状と展望」講演会 9月 東向島駅前商店街ビジネスセミナー実施 9月 立石商店連合会主催/立石フェスタ2016参加 10月 葛飾区最大規模の第32回葛飾区産業フェア出展 11月 第一勧業信用組合理事長 特別講演開催 |
平成29年(2017) | 1月 葛飾区立中央図書館ビジネスセミナー開催 1月 内閣府主催「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」に、2年連続で診断士グループがファイナリストに選定 1月 「留学生と回る七福神巡りと街歩き」開催 9月 真田幸光教授講演会 開催 10月 「日本でいちばん大切にしたい会社」セミナー開催 11月 ライフネット生命保険株式会社創業者 出口治明氏講演会 開催 |
平成30年(2018) | 5月 「城東支部宣言作成プロジェクト」活動実施 6月 城東スキルアップOB・OG総会 開催 10月 東京商工会議所様とのコラボ実現!商店街役員会でインバウンドセミナー開催 10月 江戸川区中央商店会「中央商店会まつり」支援 |
平成31年/令和元年(2019) | 2月 士業間交流会の開催 3月 「外国人留学生が中小企業を救う!」セミナー開催 5月 「江戸野菜プロジェクト~春の苗植え・種まきイベント」開催 11月 墨田区「たもんじ交流農園」秋の苗植え・種まきイベントおよび収穫祭 開催 11月 「江戸野菜の歴史と農産物生産・販売ブランディング戦略を学ぶセミナー」開催 12月 「江東区 魅力再発見!市場の歴史と都営団地ブルワリーを学び味わうツアー」実施 |